SBI Ripple Asia株式会社から銀行間のリアルタイム送金が可能なアプリ「MoneyTap(マネータップ)」がリリースされました。
現在対応している金融機関は
住信SBIネット銀行
スルガ銀行
りそな銀行
の3銀行のみですが、今後さらに拡大していくようです。
主な特徴は、「24時間365日送金可能で即着金」と「送金手数料は無料」というところでしょうか。
手数料無料ってすごいですね。
ですが、
「内外為替一元化コンソーシアム」には50行以上の銀行が参加しています。
銀行が儲からないサービスをすると思いますかw?
今回は、そんなマネータップがなぜ手数料を無料にできるのかを、考察してみました。
マネータップはなぜ無料で送金できるのか?を考えてみる
その他の手数料で儲ける!のかも
24時間365日リアルタイムで送金が可能なこのマネータップ。
実際に使われるのはどのような場面でしょうか?
1番に考えられるのは金融機関が開いていない時です。
現在の通常振込の場合、夜間や土日祝祭日などに送金すると、着金は翌営業日になる場合がほとんどです。
マネータップを利用すれば、夜間でも休日でもすぐに着金するので、すぐに引き出すことができます。
そうです。
その引き出す際には時間外手数料がかかります。
つまり、時間外の取引が増えれば増えるほど銀行に手数料が入るという仕組みです。
一回の手数料は108円~216円だとかそんなに気にならない額だと思いますので、時間外の取引はかなり増えるかもしれません。
「通常の振込でも振込手数料がかかるから銀行の儲けはそんなに変わらないんじゃないか」
という意見もあるかもしれませんが、
送金無料のアプリで送金ができ、なおかつ即着金するなら
とても時間外取引増えそうじゃないですか?
別サービスで儲ける!のかも
マネータップでは、現在1度に送金できる金額が3万円まで、1日の上限が10万円となっています。
もしかすると、取扱金融機関が増えてマネータップの普及が進んだ際に
「手数料を支払えば50万円まで送金してもいいよ」
とか言ってサービスの拡充を図る際に手数料を取ってくるかもしれません。
もちろん、それでも利用するメリットはあると思いますが。
ほかにも、
個人間送金だけじゃなく、法人を相手にしたビジネスプランとかも始めるかも。
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ということで、今回は
「マネータップが手数料を0円にできる理由」を考えてみました。
あくまでも個人の意見ですので、
誰か知ってたら教えてください。
公式サイト
https://moneytap.jp/
それにしても、オシャレなサイトだこと。。。