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増配株の凄さ[コカ・コーラの場合]

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増配株をご存知でしょうか?

増配、減配はその企業の業績や財務状況などを測る一つの指標にもなり得ます。

日本では30年を超える連続増配は花王のみですが、米国では80社以上の連続増配企業があります。

今回は、その増配の凄さをご紹介いたします。

増配とは

まずは、増配についてご紹介いたします。

増配とは、企業が株主に対して還元する1株当たりの配当金を増やすことです。
逆に減配は、配当金を減らすことです。

ちなみに、配当金額を現状維持した場合でも、減配をしていない限りは増配期間としてとらえられています。

増配株の凄さ

増配は、もらえる配当金が多くなるので嬉しいですよね。
ただ、数字にして比較してみると、その凄さが見えてきます。

コカ・コーラの増配

下記は、連続増配58年、誰もが知る飲料メーカーであるコカ・コーラの実績です。
(税抜きでの計算としています)

2000年の四半期配当 $0.17
2020年の四半期配当 $0.41
(1株あたり)

20年の間に、0.17ドルだった配当金は0.41ドルになっています。
仮に、2000年に100株購入していた場合、17ドルだった配当金が20年後には41ドルになっているということです。

ちなみに、コカ・コーラは2012年に1:2の割合で株式分割を行っています。
つまり100株保有していた場合、2012年に200株になったということです。

それを踏まえて再度計算してみると、

2000年 100株×0.17ドル=17ドル
2020年 200株×0.41ドル=82ドル

17ドルだった四半期配当は、82ドルまで増配したのです。
年間での受け取りに換算すると、さらに凄さがわかります。

17ドル×4=68ドル

82ドル×4=328ドル

328ドル!!!

2000年にコーラ株を100株購入して、20年間寝ていたら、年間約68ドルだった配当金が
年間約328ドルになっていたということですね。

しかも、その間に株価も堅調に上昇しています。

今後、減配する可能性はもちろん否定できませんが、増配銘柄の凄さをお分かり頂けたかと思います。

ではでは。